2020年12月12日

出かけよう!引佐町伊平⑦―林森神社

林森神社 たまたま出会った人の案内で、酒屋や紙屋から1段上がった山の中腹にある林森神社を訪ねました。

 石段を登った先にある社殿の前に建てられた由緒書きによれば「天正八年九月吉日河内守直種が肝勧請創立明治八年一月十四日六所神社が林森神社と改め届出さる。明治九年四月二十八日殿村より八幡神社を合祀明治十一年十月九日副築さる」とのこと。

 ここに書かれている「河内守直種」は、井伊直政の曾祖父である井伊直平の子。井伊氏の分家は井平氏ですが、地名と同じ「伊平氏」と表記されることもあり、井平氏も伊平氏も同じ一族です。

林森神社 林森神社の祭神は複数の名前が挙げられ、もちろん「應神天皇」の名も。実在したのかどうかについては不明ですが、初めて国家統一を成し遂げた天皇として「八幡神=応神天皇」。

 八幡神社が合祀された後も、林森神社の名が引き継がれたのは、伊平の主産業が林業だったことが大きな要因だったような気がします。



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