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2019年05月10日

大久保家と淡海国玉神社②―熾仁書の掛け軸と春野の胸像

熾仁書の掛け軸 大久保家住宅の座敷奥には床の間があり、一幅の掛け軸が掛けられています。

 「竹院君閑消(銷)永日 花亭我酔送残春 熾仁書」。何と、東征大総督を務めた有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)の墨蹟ではありませんか。『和漢朗詠集』巻上「三月盡」に収められた漢詩ですが、元は白居易(楽天)作の「酬皇甫賓客」です。

大久保春野の胸像 意味は?「暇だったんで、酒を飲みながらのんびりと過ごしたよ」くらいの意味でしょうか?平和と言うのは、好いものです。

 床脇には、胸に勲章を下げた大久保春野の胸像が。陸軍大将時代の春野でしょうか?


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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 03:23│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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