2017年08月01日
大久保春野の筆跡が残る慰霊碑⑮―忠魂碑(浜北区寺島・神明宮)
浜松市浜北区寺島の神明宮の鳥居をくぐった左手の石段の上、玉垣に囲まれた中に「忠魂碑」と砲弾型の「日清日露戦捷記念碑」とが並んで建てられています。そして、その「忠魂碑」には、「陸軍大将正三位勲一等功二級男爵大久保春野書」と刻まれていました。
まだまだあるはずですが、なかなか出会うことはできません。かと思うと、探すつもりもなく立ち寄った神社で、こうして出会うこともあるのです。
同じ大久保春野が書いた字ですから、同じ書体になるはずですが、神明宮の「碑」の字の「石」の1画と2画の合わせがこれまで見てきた「碑」の字とは違っています。当たり前のことかも知れませんが、一度書いた「忠魂碑」の書を使いまわして刻んだものではないことが分かります。
まだまだあるはずですが、なかなか出会うことはできません。かと思うと、探すつもりもなく立ち寄った神社で、こうして出会うこともあるのです。
同じ大久保春野が書いた字ですから、同じ書体になるはずですが、神明宮の「碑」の字の「石」の1画と2画の合わせがこれまで見てきた「碑」の字とは違っています。当たり前のことかも知れませんが、一度書いた「忠魂碑」の書を使いまわして刻んだものではないことが分かります。