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2018年10月23日

秋葉山の台風24号被害調査登山⑭―随身門への倒木

随身門 度重なる大火を経て、今なお秋葉山に残る唯一の江戸時代の建築―それが、随身門です。

随身門の軒先 そんな貴重な門の屋根に、谷側から1本の杉が倒れ掛かっています。杉は軒を壊し、下を見れば屋根に葺かれた杮(こけら)板が散らばっていました。

散らばった杮板 さらにもう1ヶ所は、木鼻の獅子。獅子に乗った力神は無事でしたが、獅子は落ちてしまったということで、神社が回収し保管しているそうです。

獅子が落ちた木鼻 諏訪の宮大工、立川和四郎冨昌が建てた門は、大破とまでは行きませんでしたが、修復にはかなりの日数とお金がかかりそう。それでも、放っておくわけにはいきません。腕の良い大工を探し出し、出来る限り元に近い形に復元改修していただきたくことを願っています。

 *秋葉山表参道の「立入禁止」は、11月9日(金)に解除されました。

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