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2018年10月20日

秋葉山の台風24号被害調査登山⑪―参道に出来た亀裂

亀裂 秋葉山表参道の被害は倒木だけではありません。足元に目をやれば、地面に亀裂が入った場所が2ヶ所ほどありました。

 これらは参道の谷側へと倒れ掛かっている杉の根が、根の周りの土砂ごと持って行こうとしているために発生した亀裂。今後、雨が浸み込んで行けば、いつかは倒れる運命となれば、早めに伐採して根の周りの参道を補修する必要があります。

亀裂 かつては、これほどの杉・ヒノキが育ってはいなかった秋葉山ですが、戦後の拡大造林により、今や鬱蒼とした荒廃森林になっています。すでに伐採適期に達している木もあるのですが、現実的には搬出困難。間伐するにしても、捨て伐りでは防災機能を果たしませんので、せめて土留めだけはしなければなりません。

 厄介な課題を抱えたまま、表参道は年を追う毎に暗くなって行きます。

 *秋葉山表参道の「立入禁止」は、11月9日(金)に解除されました。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:22│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
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