› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 野の花・植物 › 霧ヶ峰・八島ヶ原湿原の自然⑥―ミヤコアザミとハバヤマボクチ

2018年08月22日

霧ヶ峰・八島ヶ原湿原の自然⑥―ミヤコアザミとハバヤマボクチ

ミヤコアザミ ミヤコアザミ(都薊)は「アザミ」の名が付けられてはいますが、キク科アザミ属ではなくキク科トウヒレン属。アザミの花に似た這いますがアザミのように棘が無く、花の姿を気品のある都人に例えたと言われているようですが、「気品」と言うよりも「貧相」に感じてしまいます。

 フジアザミのように下向きに咲く大きな花は、キク科ヤマボクチ属のハバヤマボクチ(葉場山火口)。「葉場山」は草刈り場の山、「火口」は葉の裏に白い密生している綿毛に火打ち石などで火を点け、焚き付けとして利用した植物の意味です。

ハバヤマボクチ ミヤコアザミは28都府県で「絶滅危惧種」、ハバヤマボクチは13都府県で「絶滅危惧種」ですが、今まで見たことがなかったのは、元々分布域が限られているから。

 まだまだ、知らない花がたくさんありそうです。

 【関連記事】霧ヶ峰・八島ヶ原湿原の自然①―立石公園


同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:34│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
霧ヶ峰・八島ヶ原湿原の自然⑥―ミヤコアザミとハバヤマボクチ
    コメント(0)