2018年06月27日
川袋・八雲神社の狛犬⑥―村上濱吉とは?

村上濱吉とは、川袋出身の実業家・村上太三郎の養子。証券取引で財を成し岩手県の大萱生金山を購入したのは太三郎で、その後、濱吉が経営を任されたようです。貴船神社の狛犬には、養父・太三郎の供養の意味もあったようです。
また、太三郎は衆議院議員も務め、故郷川袋を離れ東京へ。川袋の土地や建物は地区へと寄付。公会堂の敷地に建てられている「村上会館記念碑」は太三郎の偉業を讃えたもの。残されている濱吉の名の裏には、太三郎の功績が潜んでいることを忘れてはいけません。