› 自然と歴史の中を歩く! › みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚 › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 川袋・八雲神社の狛犬④―渦巻き形装飾とロゼット文様

2018年06月25日

川袋・八雲神社の狛犬④―渦巻き形装飾とロゼット文様

台座の渦巻き装飾 台座にはギリシャ建築に見られるような2つの渦巻き装飾が施され、右には「神徳」、左には「如天」の文字が刻まれています。

 そして、「神徳」「如天」の文字が刻まれているのは単なる円形ではなく、花のような装飾文様の中。西洋風のロゼット文様です。

如天
神徳

基礎の石積み いずれも、当時流行った擬西洋風建築で見られることが多いハイカラな装飾。日本古来の装飾とは一線を画し、作為的に形や大きさの異なる石を積み上げた基礎の石積みを見ても、伝統にとらわれない自由な精神で造られたことが想像されます。

 【関連記事】川袋・八雲神社の狛犬①―阿吽が逆の配置


同じカテゴリー(みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
川袋・八雲神社の狛犬④―渦巻き形装飾とロゼット文様
    コメント(0)