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2018年01月27日

佐久間・浦川の町歩き②―浦川架道橋に残る「三信鐵道株式會社」

浦川架道橋 浦川を通るJR飯田線の浦川架道橋には、今でも建設当時の「三信鐵道株式會社」の金属プレートが残されています。

 JR飯田線は、開通した当時は三信鉄道。その証拠とも言えるのが、この金属プレートです。プレートは4本の橋梁にそれぞれ残されていますので、全部で4枚。「昭和八年 川崎車輌株式會社製作」とあり、現在の「川崎重工」で建造した当時のものそのままであること分かります。

「三信鐵道株式會社」の金属プレート プレートは分厚く塗装され、「三信鐵道株式會社」の文字は読みにくくなってはいますが、昭和8年(1933)、三信鉄道の線路が「三河三輪駅」から「佐久間駅」(現在の「中部天竜駅」)まで延びて来た当時の鉄道の社名は、確かに「三信鐵道」。

 その後、国鉄時代を経て、現在のJRへと引き継がれています。

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