2018年02月07日
佐久間・浦川の町歩き⑬―「神杉」「日本魂」「澤之鶴」の酒看板
佐久間町浦川の酒屋の裏には、「神杉」と「日本魂」の酒樽看板が掲げられています。
「神杉酒造」の創業は文化2年(1805)。「神」の字は旧字ですが、文字は左から右へと書かれていますので、戦後のものだと思われます。看板には「蒼翠幾千歳」の文字も。現在も愛知県安城市で操業を続けています。
浦川の隣りはもう愛知県。三河とのつながりの深さを感じさせられます。
「日本魂(やまとだましい)」の絵看板は、創業延宝7年(1679)、兵庫県明石の酒蔵「江井ヶ嶋酒造」のもの。左に書かれている「一陽來福」とは、冬至の日に貼るお札の言葉と同じ。軍国主義の色濃い銘柄です。
「神杉酒造」の創業は文化2年(1805)。「神」の字は旧字ですが、文字は左から右へと書かれていますので、戦後のものだと思われます。看板には「蒼翠幾千歳」の文字も。現在も愛知県安城市で操業を続けています。
浦川の隣りはもう愛知県。三河とのつながりの深さを感じさせられます。
「日本魂(やまとだましい)」の絵看板は、創業延宝7年(1679)、兵庫県明石の酒蔵「江井ヶ嶋酒造」のもの。左に書かれている「一陽來福」とは、冬至の日に貼るお札の言葉と同じ。軍国主義の色濃い銘柄です。
店の表には「澤之鶴」の看板も。「澤之鶴」も兵庫県神戸の酒蔵会社のブランド。「澤之鶴」の上にある「※」は「米屋」の屋号に因んだ社章です。