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2018年01月23日

寒中の自然を楽しむ秋葉山⑩―神恵岩の火花

神恵岩の火花 秋葉神社上社の拝殿前に上がる途中には、「神恵岩」と名付けられた石が置かれています。

神恵岩の由来

 この「神恵岩」は、秋葉山系より産出された巨大な「火打石」です。

 秋葉の大神様は火の主宰神であり、十二月に執り行われる「秋葉の火まつり」には多くの人々が訪れ、防火を祈り、また諸厄諸病の難を逃れようと祈りを捧げます。

 秋葉の大神様の「神恵岩」より、日本古来の風習である「切り火」をして、厄除け、清め、大願成就をご紀念ください。


 見本として置いてある火打金を手に、カチカチと石の表面を掠るように打ち付けると、火花が飛びます。火花は出るのですが、なかなかシャッターのタイミングが合いません。

 13回シャッターを切って、ようやく撮れたのがこの1枚。火打金を打ち付けた火打石から火が出ているように見えますが、実は叩いた瞬間に鉄が削れ、飛び散った鉄粉が摩擦熱によって燃焼し、火花となって光を放っているのです。


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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:07│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
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