2017年08月16日
静岡浅間神社を訪ねる④―立川和四郎冨昌作「粟穂に鶉」
大拝殿の特別参拝を終えた後、奥に鎮座する拝殿も参拝することにしました。本殿は文化元年(1801)起工、同10年(1813)竣工と大拝殿の1年前。大拝殿と同じく、諏訪立川流による彫刻を確認するのが楽しみです。
特に有名なのが立川和四郎冨昌作と伝えらえる「粟穂に鶉」。この彫刻を探して本殿をぐるりと一周すると、正面から見て右裏にありました!
立川流が好んだ意匠の「粟穂に鶉」は、本来は五穀豊穣と子孫繁栄の意味が込められているのですが、その出来の素晴らしさから「鶉が夜鳴いた」と伝えられ「鳴き鶉」として浅間神社の七不思議に数えられています。
大拝殿を共有している神部神社と浅間神社は本殿も共有。本殿から拝殿を見ると、屋根の大棟に、神部神社の神紋「輪宝」と浅間神社の神紋「棕櫚葉」が並べられているのが見えます。
特に有名なのが立川和四郎冨昌作と伝えらえる「粟穂に鶉」。この彫刻を探して本殿をぐるりと一周すると、正面から見て右裏にありました!
立川流が好んだ意匠の「粟穂に鶉」は、本来は五穀豊穣と子孫繁栄の意味が込められているのですが、その出来の素晴らしさから「鶉が夜鳴いた」と伝えられ「鳴き鶉」として浅間神社の七不思議に数えられています。
大拝殿を共有している神部神社と浅間神社は本殿も共有。本殿から拝殿を見ると、屋根の大棟に、神部神社の神紋「輪宝」と浅間神社の神紋「棕櫚葉」が並べられているのが見えます。