› 自然と歴史の中を歩く! › 秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド) › 野の花・植物 › 76回目は朝秋葉⑪―鉱山指標植物のクロモジとヤブムラサキ

2017年06月28日

76回目は朝秋葉⑪―鉱山指標植物のクロモジとヤブムラサキ

クロモジロード 植物の中には、重金属が埋蔵される地域に特異的に生育するものがあり、古くから金属鉱床を探すための指標として利用されて来ました。近くには銅鉱石を産出していた峰之沢鉱山があり、秋葉山が火の神を祀るようになった由来は、鉱石を燃焼する鉱山開発が起源ではないか、という説を聞いたことがあります。

ヤブムラサキ 「秋葉山=鉱山」説に関しては確証はありませんが、秋葉山には、指標とされるクロモジやヤブムラサキなどが多く生育しているのは確か。疲れた私たちを、高い香りで励ましてくれるのは、表参道の両脇のクロモジです。

 ヤブムラサキの花も咲いていました。クマツヅラ科で同じ仲間のムラサキシキブに似ていますが、葉に細かい毛が生えていますので手ざわりが柔らかで、花が下向きに咲くのが見分けのポイントです。

 【関連記事】76回目は朝秋葉①―午前6時30分出発


同じカテゴリー(秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド))の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:19│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)野の花・植物
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
76回目は朝秋葉⑪―鉱山指標植物のクロモジとヤブムラサキ
    コメント(0)