2017年06月22日
76回目は朝秋葉⑤―火偏が小さな「常夜燈」
ここからは私の説ですが、火防の神である秋葉山の「常夜燈」ですから、「火」を小さく書くことにより、火防への願いを込めたのだろうと想像します。寛政7年(1795)、現在の千代田区内神田1丁目と神田司町2丁目、神田美土代町付近にあった「江戸三河町壱丁目」の人たちが、江戸っ子らしい粋なアイディアで「火」偏の小さな「燈」の字を彫らせたに違いありません。
さあ、ここを右折すると、未舗装の山道に差し掛かります。
この記事へのコメント
小さな火偏の燈の字は,何処か他の所でも見たような?写真も撮った気がするけど,見当たりません。勘違いですかね。ご存じですか?
Posted by 太田のじいじ at 2017年06月24日 17:33
秋葉山の随身門の外側にもありますね。他にある可能性もあると思います。
Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん
at 2017年06月24日 19:19
