2023年11月24日
山梨へ親睦見学会⑥―根津記念館
今回の親睦見学会の一番の目的は、山梨市にある「根津記念館」への訪問。記念館の建物のうち、主屋、長屋門、土蔵は「旧根津家住宅」として国登録有形文化財。雪国で生活したことがある私にとって、取っ手を付けたような雪止め瓦で葺かれた長屋門は懐かしさを感じる風景。
建物の管理は山梨市ですが、案内してくれたガイドの人はボランティア。「根津記念館」とは、東武鉄道の社長の他、鉄道会社24社の経営に関わり「鉄道王」とも呼ばれた実業家・根津嘉一郎の実家とのことで、土蔵の中には、その業績を伝える史料がいっぱいです。
根津嘉一郎は実業家としてだけではなく、「社会から得た利益は社会に還元する義務がある」という信念のもと、東京の旧制武蔵高等学校の創立など教育事業も手がけ、山梨県下の全小学校へ約200台ものピアノや人体模型、顕微鏡、ミシンなどを寄付したとのことで、昭和8年(1933)に寄付されたとして展示されていたピアノは「YAMAHA」(撮影禁止)。
ちなみに、掛塚にある旧廻船問屋・津倉家の応接棟にある「YAMAHA」のピアノは昭和10年(1935)製造。今度、津倉家を見学に訪れた時には、「NIPPON GAKKI S.K.K. 」「Upright No.1」の古いピアノにもご注目ください!
建物の管理は山梨市ですが、案内してくれたガイドの人はボランティア。「根津記念館」とは、東武鉄道の社長の他、鉄道会社24社の経営に関わり「鉄道王」とも呼ばれた実業家・根津嘉一郎の実家とのことで、土蔵の中には、その業績を伝える史料がいっぱいです。
根津嘉一郎は実業家としてだけではなく、「社会から得た利益は社会に還元する義務がある」という信念のもと、東京の旧制武蔵高等学校の創立など教育事業も手がけ、山梨県下の全小学校へ約200台ものピアノや人体模型、顕微鏡、ミシンなどを寄付したとのことで、昭和8年(1933)に寄付されたとして展示されていたピアノは「YAMAHA」(撮影禁止)。
ちなみに、掛塚にある旧廻船問屋・津倉家の応接棟にある「YAMAHA」のピアノは昭和10年(1935)製造。今度、津倉家を見学に訪れた時には、「NIPPON GAKKI S.K.K. 」「Upright No.1」の古いピアノにもご注目ください!