2023年03月07日

造船の町、伊勢市大湊へ⑰―関宿

平入りが並ぶ関宿 次に訪れたのは三重県亀山市関町、東海道五十三次の47番目の宿場「関宿」。江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町家が残され、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。

むくり屋根 そして、微妙にカーブした通りに面した町家の建物は、妻入りの家が並らぶ伊勢の「おはらい町」「おかげ横丁」と違い、ほとんどは平入り。家によっては、森町の城下で見られるようなノコギリの歯のような配置の家も見られます。

カーブを描いた軒先 さらに、目に留まった家の屋根は、緩やかな膨らんだむくり屋根。また、曲がった道に合わせ、カーブを描いた軒先も見られます。

犬矢来 家によっては、軒下に竹で編んだアーチ型のカバー「犬矢来(いぬやらい)」も残され、一時代前の町屋の雰囲気を漂わせていました。





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