2023年03月06日

造船の町、伊勢市大湊へ⑯―遊び瓦

「見る猿、聞く猿、言う猿」の瓦 これが「おかげ横丁」の見どころかどうかは言えませんが、「おかげ横丁」では変わった(面白いというべきか?)瓦がたくさん見られました。

『伊勢音頭』の軒瓦 「味匠館」の軒の上には猿が3匹。しかし、よく見ると、この3匹の猿は「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿ではありません。それどころか、望遠鏡を覗き込む猿、耳に手を当てて聞き耳を立てている猿、それをじっと見ている猿。「見ざる、聞かざる、言わざる」ではなくて「見る猿、聞く猿、言う猿」ですね。

猫瓦 軒瓦には「♪雨も十日も降ればよい」と『伊勢音頭』の歌詞の一節も。そして、「浪曲茶屋」の屋根には、鬼瓦ならぬ猫瓦が。どれもこれも、遊び心が満載の「おかげ横丁」は、足元や店の中だけではなく、屋根や軒先を見上げながら歩くのも楽しみ方の一つのようです。



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