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2018年03月09日

中部・馬背神社を訪ねる③―むくり屋根の手水舎

むくり屋根の手水舎 境内社として天白神社が祀られている馬背(ませ)神社の石鳥居脇にある手水舎の屋根が滑らかな曲線の勾配となっています。 この美しいカーブを描く屋根は「むくり屋根」。「むくり」は「起り」で上方に対し凸型に湾曲している曲線。逆に凹型に湾曲した屋根は「反り屋根」と呼ばれます。

むくり屋根の手水舎 寺社建築で多く見られるのは「反り屋根」。「反り屋根」は同じ曲線でもどこか鋭さを感じるのですが、「むくり屋根」からは温もりを感じます。

 この美しい「むくり屋根」の手水舎を建てた宮大工は一体何者だったのでしょう?また、手水舎の柱からは、阿吽4対の獅子の木鼻が飛び出していました。



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