2020年11月15日
秋晴れの下、見付の蔵めぐり①―見付宿を考える会
11月14日(土)は「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」の勉強会。かつて「見付宿」として栄えた磐田市見付の地域づくり団体「見付宿を考える会」のみなさんにお願いし、見付に残るお蔵を楽しく巡りながら、地域の歴史や文化について丁寧に教えていただきました。
蔵で知る磐田の繁栄 見付宿の48棟記載
◆市教委が報告書
磐田市教委は、同市見付に残る個人所有の蔵の構造や材料をまとめた報告書「見付のお蔵」を発行した。蔵ごとに、正面や側面、鬼瓦の写真を掲載。構造や小屋組、施主から聞き取った歴史や由来、用途を記載している。担当者は「江戸時代の繁栄をつなぐ見付地区の蔵の歴史や人の営みを知ってもらうきっかけになればうれしい」と話す。
江戸時代に宿場町として栄えた「見付宿」は、明治以降も宿場町の骨格を残しながらも近代の町並みが形成された。1973(昭和48)年から東海道の拡幅工事があったが、江戸時代の繁栄をつなぐ蔵は50ほど残っているという。
報告書に記載されている蔵は35戸が所有する48棟。構造別にみると、土壁にしっくいで塗った土蔵、れんがを積み上げたれんが蔵、切り石を積んだ石蔵、三和土(たたき)の技法を応用した三和土ブロックの4種に大別される。このうち三和土ブロックは、土と石灰を混ぜてたたき固めたもので、コンクリートが普及するまで使われ、市内にしか例がない蔵だという。
調査は、地元の人らでつくる「見付宿を考える会」が2017年から実施。翌年から市教委文化財課が協力した。同会は「歴史を大切にする気持ちを持ってもらいたい」と、取り壊された蔵で使われていた鬼瓦3つを観光案内施設「いこい茶屋」(同市見付)に展示している。
報告書はA4判、196ページ、巻頭カラー図版付き。2,000円。市埋蔵文化財センターで販売している。(2020年6月18日付「中日新聞」より)
「見付宿を考える会」の調査やまとめ方、郷土の財産を町づくりに活かす方法などは、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」としても大変参考になりました。
先ずは、見付交流センターに集合して、私たち19人と「見付宿を考える会」メンバーとの顔合わせ。「見付宿を考える会」のみなさんのガイドで、2時間半ほどの町歩きを楽しむことができました。
蔵で知る磐田の繁栄 見付宿の48棟記載
◆市教委が報告書
磐田市教委は、同市見付に残る個人所有の蔵の構造や材料をまとめた報告書「見付のお蔵」を発行した。蔵ごとに、正面や側面、鬼瓦の写真を掲載。構造や小屋組、施主から聞き取った歴史や由来、用途を記載している。担当者は「江戸時代の繁栄をつなぐ見付地区の蔵の歴史や人の営みを知ってもらうきっかけになればうれしい」と話す。
江戸時代に宿場町として栄えた「見付宿」は、明治以降も宿場町の骨格を残しながらも近代の町並みが形成された。1973(昭和48)年から東海道の拡幅工事があったが、江戸時代の繁栄をつなぐ蔵は50ほど残っているという。
報告書に記載されている蔵は35戸が所有する48棟。構造別にみると、土壁にしっくいで塗った土蔵、れんがを積み上げたれんが蔵、切り石を積んだ石蔵、三和土(たたき)の技法を応用した三和土ブロックの4種に大別される。このうち三和土ブロックは、土と石灰を混ぜてたたき固めたもので、コンクリートが普及するまで使われ、市内にしか例がない蔵だという。
調査は、地元の人らでつくる「見付宿を考える会」が2017年から実施。翌年から市教委文化財課が協力した。同会は「歴史を大切にする気持ちを持ってもらいたい」と、取り壊された蔵で使われていた鬼瓦3つを観光案内施設「いこい茶屋」(同市見付)に展示している。
報告書はA4判、196ページ、巻頭カラー図版付き。2,000円。市埋蔵文化財センターで販売している。(2020年6月18日付「中日新聞」より)
「見付宿を考える会」の調査やまとめ方、郷土の財産を町づくりに活かす方法などは、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」としても大変参考になりました。
先ずは、見付交流センターに集合して、私たち19人と「見付宿を考える会」メンバーとの顔合わせ。「見付宿を考える会」のみなさんのガイドで、2時間半ほどの町歩きを楽しむことができました。