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2018年01月06日

東海道見付の町歩き①―栗田煙草土蔵群

 古い蔵や商店などが残るかつての東海道見付宿を町歩き。最初にどこから紹介しようかと思ったのですが、現在では見ることができなくなった栗田煙草土蔵群の取り壊し前の写真がありましたので、先ずはそこから。

栗田煙草土蔵群
栗田煙草土蔵群
栗田煙草土蔵群
栗田煙草土蔵群

 撮影したのは平成26年(2014)5月25日。当時は「栗田家(旧栗田煙草合資会社)土蔵群」として、磐田市の登録有形文化財に指定されていた土蔵が取り壊されることが発表された後。見付西坂町に残る5棟の土蔵は、明治初期から昭和初期にかけて順次建設されたもので、かなり傷みが激しくなっていました。

取り壊し工事
取り壊し工事

「∧平」の鬼瓦
 屋号は「平尾屋」を名乗っていたため、土蔵の屋根の鬼瓦には「∧平(やまひら)」が焼かれていました。

 同年7月25日に現地を訪れた時には重機が入り、取り壊しの真っ最中。そして、今はもう跡形もありません。「栗田煙草」では、秋葉山の天狗の団扇をマークにした「天狗団扇印」、能の「三番叟」や狂言の「朝比奈」などを題材としたパッケージが作られたとのこと。何年もかけて棟数が増やされた栗田煙草土蔵群でしたが、あっという間に姿を消してしまいました。



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