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2018年08月08日

水窪・小畑観音堂を訪ねる⑨―床下の木鼻

床下の木鼻 小畑観音堂の彫刻群の木鼻は、何と床下にまで。床板を支える梁と桁が交わる箇所にも、雲形の彫刻が施されています。こんな所の彫刻など、まったく不要と思われるのですが、石積みの上に建てられたお堂では、床の位置が目の高さに近くなり、見られることを意識せざるを得なかったのでしょう。

集落を見下ろす観音堂 これらが、小畑観音堂彫刻群のざっとした紹介でしたが、いかがでしたのでしょうか?この観音堂を建てた宮大工が誰で、いつ頃建てられたものかも気になるところ。

 元は奥山家の屋敷神だったと思われる観音堂ですが、その立地は集落を見下ろす場所。集落を見守る鎮守の役割も果たしていたのかも知れません。



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