2018年06月22日
掛川から島田へ、立川流の俤を訪ねて⑤―八所神社旧社殿
観音堂の前に鳥居が立つ不思議なお寺、千手山普門寺には、掛川市有形文化財に指定されている「八所神社旧社殿」もあります。
「宝永五年の棟札には寄進者名と寄進額、大工名等が記されている。宝永五年(一七〇八)安永三年(一七七四)の棟札が残り、十八世紀中の建物と考えられる。」と書かれています。
社殿とは、この覆い屋の中にある小さな社。観音堂の前に立つ鳥居も不思議でしたが、「八所神社旧社殿」は鳥居に加えて社まであります。寺の境内にあるのは、紛れもなく神仏混淆の遺産。私たちにとって不思議であっても、昔の人たちにとっては、不思議でも何でもなかったのでしょうね?
「宝永五年の棟札には寄進者名と寄進額、大工名等が記されている。宝永五年(一七〇八)安永三年(一七七四)の棟札が残り、十八世紀中の建物と考えられる。」と書かれています。
社殿とは、この覆い屋の中にある小さな社。観音堂の前に立つ鳥居も不思議でしたが、「八所神社旧社殿」は鳥居に加えて社まであります。寺の境内にあるのは、紛れもなく神仏混淆の遺産。私たちにとって不思議であっても、昔の人たちにとっては、不思議でも何でもなかったのでしょうね?
ただし、この「八所神社旧社殿」も、お目当ての立川昌敬(まさよし)の建てたものではありません。