2018年06月16日
津毛利神社を訪ねて②―参野町の地名由来
先ずは、「参野町」の地名。「参野」と書いて「さんじの」と読むまでは知ってるとは思いますが、その意味までご存知でしょうか?「静岡県地名大辞典・角川書店」によれば・・・
さんじの 参野(浜松市)
参地野とも書く。馬込川支流の芳川中流右岸に位置する。地名は、三野神を意味し、地内に祀られた海神三座に由来する。
・・・とあります。
津毛利神社境内に立つ「御由緒」には、祭神として「底筒男之命(そこつつのおのみこと)、中筒男之命(なかつつのおのみこと)、上筒男之命(うわつつのおのみこと)」の、いわゆる住吉三神の名が記されており、この三神は海上安全の神。「遠州灘の鎮守として摂津の住吉神社より荒魂を勧請奉祀す」。
つまり、「参野」とは、この三神に因む地名。しかし、参野町は南区とは言いながらも、遠州灘からはかなり遠い地。この地に、遠州灘の鎮守が鎮座しているのは、どうしてでしょう?
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:19│Comments(0)
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