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2018年01月19日

日坂宿「川坂屋」を訪ねる③―西郷従道書の衝立

西郷従道書の衝立 日坂宿「川坂屋」の帳場にあった衝立、組子欄間の下には「以靜侍譁」の書。「以靜侍譁」とは『孫子の兵法』にある言葉。「静をもって譁(か)を待つ」と読み、「いたずらに騒ぎ立てず、静かな心でいる」ように戒めた教訓とのことです。

 そして、これを書いたのは西郷隆盛の実弟で明治時代の政治家・軍人の西郷従道(1843~1902)。「戊子夏」、つまり明治21年(1888)の夏、「川坂屋」に宿泊した時に揮毫したものだそうです。

西郷従道書の衝立上部の組子 西郷従道は、始まったばかりのNHK大河ドラマ『西郷どん』にももちろん登場します。演じるのは関ジャニ∞の錦戸亮。「川坂屋」の衝立を見れば、『西郷どん』への新たな興味が湧いて来ます。

 衝立の上部には、やはり組子細工が施されていました。




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