2018年01月19日
掛川の町歩き⑥―二宮尊徳と金次郎像
大日本報徳社の敷地内には2体の二宮金次郎像が建てられています。
いや、大日本報徳社大講堂前の中庭に立っているのは、私たちが良く知る薪を背負いながら本を読んで 歩く金次郎少年の姿ではなく、大人になった尊徳が両手で鍬を捧げたコンクリート立像。二宮金次郎像ではなくて、二宮尊徳像です。
尊徳は、農業を振興するため、よく働き、誠実で意欲のある農民を表彰する制度を作ったのです。しかも、その農民を選ぶのは尊徳本人でも役人でもなく、公平な投票によるもの。入れ札の数によって選ばれた者には、「一番 鍬三枚、二番 鎌五枚」などの褒美を与えました。
節約と貯蓄を奨励し、その成果に対しては、金を使って報いる―これが、農民のやる気を起こさせる方法。人心掌握には、実に有効なノウハウです。
そして、大日本報徳社と道を挟んだ向かいにある市立中央図書館にも金次郎像が、淡山翁記念報徳図書館の方を見て佇んでいました。
いや、大日本報徳社大講堂前の中庭に立っているのは、私たちが良く知る薪を背負いながら本を読んで 歩く金次郎少年の姿ではなく、大人になった尊徳が両手で鍬を捧げたコンクリート立像。二宮金次郎像ではなくて、二宮尊徳像です。
尊徳は、農業を振興するため、よく働き、誠実で意欲のある農民を表彰する制度を作ったのです。しかも、その農民を選ぶのは尊徳本人でも役人でもなく、公平な投票によるもの。入れ札の数によって選ばれた者には、「一番 鍬三枚、二番 鎌五枚」などの褒美を与えました。
節約と貯蓄を奨励し、その成果に対しては、金を使って報いる―これが、農民のやる気を起こさせる方法。人心掌握には、実に有効なノウハウです。
そして、大日本報徳社と道を挟んだ向かいにある市立中央図書館にも金次郎像が、淡山翁記念報徳図書館の方を見て佇んでいました。