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2017年08月20日

国鉄佐久間線の遺構を訪ねて⑯―谷山トンネル南口

谷山トンネル南口 地元の人から、佐久間線の谷山トンネルの南口は「林道沢渡線の奥に少し入った辺りだよ」と聞き、訪ねてみました。

 国道152号から少し入ると、道の脇にコンクリート製のガードレールのようなものがあります。その下を覗き込むと、そこが谷山トンネル遺構。入口は鉄格子で閉鎖されていますが、中はそのままのようです。

「1980-5」の文字 「もう、佐久間線は出来ないことが分かっていたのに、トンネル工事だけはやっちゃったんだよな。相津トンネルは掘ってないんだよ」「ええ?今、ワインセラーになっている奥は行き止まりなんですか?」「そうそう。山主がウンと言わなかったんだって」。

 佐久間線の工事は昭和42年(1967)から始まり、同54年(1979)に中止決定と思い込んでいたのですが、谷山トンネル南口には「1980-5」と刻まれていましたので、中止決定の次の年です。どんな事情があったのでしょうか?



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