2017年06月17日
光いっぱいの光明山遺跡⑫―歴代住職の墓
現在、光明山遺跡と呼ばれている場所は、昭和6年(1931)までは曹洞宗の寺院、光明寺があったところ。寺伝によれば、奈良時代の養老元年(717)に僧行基により真言密教の寺として開創されたとされています。
そんな歴史ある寺院跡ですから、歴代住職の墓所も境内西に設けられていました。
墓所には、いかにも僧侶の墓塔らしく、丸い台座の上に蓮花の請花を載せた卵型の石塔が並んでいます。ただし、この卵型の墓塔が造られるようになったのは、鎌倉時代以降。ここの墓塔もたくさんあるのですが、養老元年まで遡りそうにはありません。
そんな歴史ある寺院跡ですから、歴代住職の墓所も境内西に設けられていました。
墓所には、いかにも僧侶の墓塔らしく、丸い台座の上に蓮花の請花を載せた卵型の石塔が並んでいます。ただし、この卵型の墓塔が造られるようになったのは、鎌倉時代以降。ここの墓塔もたくさんあるのですが、養老元年まで遡りそうにはありません。