2017年06月19日
光いっぱいの光明山遺跡⑭―古井戸と延命水
そんな旧光明寺に欠かせなかったのは、言うまでもなく「水」。この山頂で、「水」の確保はどうしていたのでしょうか?
本堂があったとされる場所の裏手に、「古井戸 深さ7m・水深17m →」の小さな看板が立っています。そして、その先には、ブルーシートが掛けられた井戸跡が。看板の表示の通りだとすれば、井戸の深さは「7+17=24m」。そこにはたっぷりの水が湧き出していたとのことです。
誰が言ったか、光明山は「遠州のマチュピチュ」。確かに山頂に残された遺構を見れば、世界遺産のマチュピチュを連想した人がいたとしても不思議ではありません。