2017年06月14日
遠州報国隊と遠州①―遠州報国隊とは
みなさんは、遠州報国隊の名を聞いたことがありますか?遠州報国隊とは、討幕(倒幕)軍の東征に応じて、遠州浜松・見付の神官を中心に結成された約300人の民兵隊のこと。

討幕軍の東征に先立ち、慶応3年(1867)8月から12月にかけて、近畿、四国、東海地方などで発生した熱狂的な騒動「ええじゃないか」では、伊勢神宮のお札よりも北遠・秋葉山のお札の方がたくさん降ったと言う話。
近づく討幕軍の足音を聞き、時代の変化を的確に捉えた遠州報国隊は、遠州の国学研究会に属する神官たちが中心となって結成されました。
幕末から明治期へと国家体制が大きく動いた時代は、まさに私たちの膝元から始まっていたのです。

討幕軍の東征に先立ち、慶応3年(1867)8月から12月にかけて、近畿、四国、東海地方などで発生した熱狂的な騒動「ええじゃないか」では、伊勢神宮のお札よりも北遠・秋葉山のお札の方がたくさん降ったと言う話。
近づく討幕軍の足音を聞き、時代の変化を的確に捉えた遠州報国隊は、遠州の国学研究会に属する神官たちが中心となって結成されました。
幕末から明治期へと国家体制が大きく動いた時代は、まさに私たちの膝元から始まっていたのです。