› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 野の花・植物 › 秋の彼岸の富幕山④―マツムシソウとミカワマツムシソウ

2022年09月21日

秋の彼岸の富幕山④―マツムシソウとミカワマツムシソウ

マツムシソウ 秋の訪れを告げる花と言えば、マツムシソウを忘れるわけにはいきません。32都府県で「絶滅危惧種」の指定を受けていると言えば、数を減らしている希少種だとお分かりいただけると思います。

 中心部にある花は筒状で、外側にある花はちょっと大きな唇形。別にマツムシとの関わりがあるわけではなく、マツムシ(スズムシ)が鳴く頃に花が咲くのが名前の由来です。

ミカワマツムシソウ それに対し、外側の唇形の花が目立たないだけの違いの花はミカワマツムシソウ。ミカワマツムシソウは愛知県だけで「絶滅危惧種」です。だからと言って、他の都道府県ではたくさん咲いているというわけではなく、「三河」と名づけられていることからも分かるように、東三河地方の蛇紋岩地にだけ生育しているということ。

 ここ富幕(とんまく)山も、東三河と接した地域の蛇紋岩地帯なのです。




同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:45│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
秋の彼岸の富幕山④―マツムシソウとミカワマツムシソウ
    コメント(0)