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2020年06月07日

春埜山の狼型狛犬のルーツを探りに焼津へ⑤―遠州型燈籠と当目石

「遠州型」燈籠 当目山香集寺の参道にあった、見慣れない形の石燈籠がちょっと気になりました。尖がり帽子のような笠に六画形の火袋、竿は円柱で四角い穴が開けられています。調べてみると、ズバリこの形と言うわけではありませんが、「遠州型」と呼ばれるている形のようです。「遠州型」?

「丸露地型」燈籠 ここで言う「遠州型」とは、遠州地方を指しているのではなくて、近江生まれの大名であり、茶人でもあった小堀遠州のこと。作庭家としても知られた小堀遠州の意匠の燈籠が「遠州型」と分類されているようです。球形の火袋を持った石燈籠も珍しく、「丸露地型」と分類しているものが近いのでしょうか?

当目石 お目当てだった当目石(とうめいし)は、石段の石にも。ここにも、当目石の特徴であって、春埜山大光寺の狼型狛犬で見たのと同じ青緑色のノジュールをはっきりと見て取ることができました。

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