2019年01月14日
小正月の南野田を訪ねる⑦―屋敷神

ところが、南野田(みなみのた)集落の何軒かの家には、屋敷神と思われる鳥居が立っています。 中島さんの家の裏手の一段高い場所にも鳥居が見えましたので、案内していただきました。

社の扉は開けてみませんでしたが、鬼門封じの地の神に似たものかも知れません。あるいは、その脇には墓石もありましたので、祖先神が祀られているのかも知れませんが、こんな風習が残っているのは、南野田ならではのこと。
日常の買い物など生活に不便を感じることが多い山間地ではありますが、精神的な豊かさが今でも残されています。私たちが失くしてしまった・・・。