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2019年01月17日

小正月の南野田を訪ねる⑩―かまどの神様

おとぐち そして、再び出発地点の佐久間民俗文化伝承館へと戻りました。

 1月16日は「佐久間新そばまつり」の当日。この後、そちらの会場でもそばをいただくつもりで来たのですが、伝承館の土雛、土人形を眺め、こたつで温まりながらの食事に魅かれ店内へ。

 すると、厨房入口に吊るされた藁苞(わらづと)のようなものが目に留まりました。「あれは、何ですか?」。

土人形 「あれは、『おとぐち』とか『おとくんち』とか呼んでいるんだけど、神様たちが出雲に旅立った後、屋敷に残された『かまどの神様』に『まあ、ご馳走でも食べてください!』と、ぼたもちを作って苞に入れて差し上げたもの。もう、中身は入ってないけどね」とのこと。

 「かまどの神様」と言えば、奥津比古神(おきつひこ)、奥津比賣神(おきつひめ)、火迦具土神(かぐつちのかみ)の3柱。なるほど。すぐ隣の柱に掛けられた小さな神棚には「奉祭 三柱大神家内安全」と書かれたお札が納められているそうです。



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