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2018年02月23日

山住神社を訪ねる⑤―曽布川康明氏の奉納額

童遊 山住神社本殿は曽布川藤次郎翁、拝殿はその次男の藤太郎が建てたことは分かっています。拝殿には、藤次郎翁の孫、藤太郎の子に当たる故・曽布川康明さんが奉納した額がありました。

霜落荊門江樹空 布帆無恙掛(挂)穐(秋)風 此行不為鱸魚鱠 自愛名山入炙中 奉納したのは「平成七年十月」ですから、今から約10年前。康明さんの家の隣りで書道塾を開いている書家・大谷青嵐先生の篆書額「童遊」。「童」も「遊」も、よく見る字とはかなり違いますので読みにくいのですが、康明さんの奥さまに確認しましたので、間違いないと思います。

 もう1つの奉納額も青嵐先生の書。こちらは、李白の七言絶句「穐下荊門」を篆書体で書いたもの。

霜落荊門江樹空 布帆無恙掛(挂)穐(秋)風
此行不為鱸魚鱠 自愛名山入炙中

 詩の意味は、皆さんが調べてみてください。



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