2018年02月23日
参道の途中を飯田線が通る上市場の熊野神社①―「指定村社」と鳥居の八咫烏
平成26年(2014)3月、浜松市天竜区佐久間町上市場の山際に鎮座する熊野神社を訪ねました。上市場の熊野神社は、かつては本地垂迹の考えにより「熊野権現社」を名乗っていたようです。
石の鳥居の前には、石灯籠と「御指定村社」の石柱があります。さて、「指定村社」とは?
「指定村社」とは「神饌幣帛料供進指定社」のこと。戦前の社格としては、「村社」より上となり、由緒もあり、地方公共団体から幣帛の供進を受けていた神社です。もちろん、GHQの指令により神社の国家管理が廃止されると同時に社格そのものも廃止されましたので、「御指定村社」の文字はセメントとで埋められています。
石の鳥居を見上げれば、真ん中にはお馴染みの3本足の八咫烏が。
神武天皇東征のとき、熊野から大和に入る時の先導をしたという伝説上の大烏が、「この先は熊野神社だよ」と私にも教えてくれました。
石の鳥居の前には、石灯籠と「御指定村社」の石柱があります。さて、「指定村社」とは?
「指定村社」とは「神饌幣帛料供進指定社」のこと。戦前の社格としては、「村社」より上となり、由緒もあり、地方公共団体から幣帛の供進を受けていた神社です。もちろん、GHQの指令により神社の国家管理が廃止されると同時に社格そのものも廃止されましたので、「御指定村社」の文字はセメントとで埋められています。
石の鳥居を見上げれば、真ん中にはお馴染みの3本足の八咫烏が。
神武天皇東征のとき、熊野から大和に入る時の先導をしたという伝説上の大烏が、「この先は熊野神社だよ」と私にも教えてくれました。