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2020年09月21日

中秋の富幕山を歩く③―ゲンノショウコ

ゲンノショウコ すでに何度か紹介しましたが、ゲンノショウコには白花と赤花とがあり、東日本では白い花で濃いピンク色は西日本。その境界が愛知県と静岡県辺りとされています。

ゲンノショウコ つまり、県境をまたがる富幕(とんまく)山は、まさに境界付近。この日(9月18日)にも、白花と赤花との両方を見ることができました。

ゲンノショウコ 海外由来の植物や動物があっと言う間に全国で見られるようになるご時世だというのに、ゲンノショウコの花の色の違いは今も続いているのでしょうか?動物にくっついたり、風に乗ったりして、広い範囲に種子を運び分布域を広げる植物もあるというのに、ゲンノショウコの種は鞘が弾ける時の力で飛び出します。

 他力本願ではなく、あくまでも自力での拡散を繰り返して来たことが、今も見られる東西での花の色の違いにつながっているのかも知れません。




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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:08│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
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