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2020年06月20日

森町「町民の森」を歩く⑦―トンボと蝶

 シダに止まっていたトンボはアサヒナカワトンボ。青緑色に光り、ニホンカワトンボにも似ていましたが、翅の縁紋の位置からすると、アサヒナカワトンボだと思います。

アサヒナカワトンボ
アサヒナカワトンボ
シオカラトンボ
シオカラトンボ

 収穫時期を迎えた麦藁に似た色のトンボはシオカラトンボの♀。いわゆる、ムギワラトンボです。

 「夏休み」に麦藁帽子をかぶり、虫捕り網を持った子どもたちが追いかけたのは、蝶よりもトンボが人気。それは、トンボの翅よりも蝶の翅の方がデリケートで、網の中から指でつまんで虫かごに入れるのが難しかったから。

ツバメシジミ
ツバメシジミ
ルリシジミ
ルリシジミ

 珍しい蝶と出会うのは嬉しいもの。でも、見慣れた蝶だって、同じ生き物じゃあないですか。ツバメシジミやルリシジミだって、この世に生を受け、短い命を精一杯に生きているんです。

「町民の森」 私は小学生の頃、自然科学部に席を置いていましたので、蝶も捕まえて標本にしていました。でも、大人になってからは蝶もトンボも一切捕獲していません。時折、3本も4本もの網を持った得意満面の大人の姿を見かけることがありますが、止めていただきたいと思っています。

 本当に蝶やトンボが好きだったら、そっと見守ってあげてください!虫捕りを楽しむのは子どもたちだけの特権にしましょう!



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