2020年02月18日

大井川川越遺跡を歩く⑯―島田市博物館

島田市博物館 島田市博物館があるのは大井川左岸、島田大堤の内側。堤防道路のすぐそば。江戸時代の島田宿、川越しに関する展示が多かったのですが、足を止めたのは「天下に知られた島田の刀鍛冶」の展示です。

「天下に知られた島田の刀鍛冶」の展示 私が思い出したのは、以前、秋葉神社上社で拝見した「銘助宗」の剣。短い剣は真直で両刃でした。

秋葉神社上社の「銘助宗」の剣 助宗は島田の刀工。武田信玄が所持していたという、鋩子(ぼうし=刀の切っ先)が刀身の半分以上ある「おそらく造りの短刀」の作者として有名な刀鍛冶。また、蜻蛉斬、日本号と並んで天下三名槍と称される剛槍「御手杵(おてぎね)」の作者としても知られる名工です。

 川越遺跡を訪ねたつもりでしたので、刀剣のことは頭にありませんでしたが、秋葉神社で見た「銘助宗」の輝きが思い出されました。

 【関連記事】大井川川越遺跡を歩く①―「越すに越されぬ大井川」


同じカテゴリー(秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド))の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
大井川川越遺跡を歩く⑯―島田市博物館
    コメント(0)