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2020年02月17日

大井川川越遺跡を歩く⑮―島田市博物館分館

島田市博物館分館 板塀越しに赤松と黒松を対にした庭木が見えるのは島田市博物館分館。地域の地主であった桜井家の住宅として、明治33年(1900)に建築された2段式の瓦屋根。平成12年(2000)に島田市の所有となり、博物館分館として使用されています。

大黒柱 島田市博物館駐車場に車を止めて来ましたが、博物館にはまだ入館してはいませんでしたので、こちらで共通観覧券(300円)を購入し中に入りました。

二階の部屋 解説看板によれば「一階は選び抜かれた材料(ケヤキ・ヒノキ・杉)を使って、地元の大工により伝統的な工法で骨太につくられました」とされ、確かに大黒柱は無節で背割りも見られない欅が使われています。

2階から見下ろしたイヌマキ そして「二階は京都から呼び寄せた職人により、繊細で落ち着きのある数寄屋風に仕上げられていて、茶室として利用されていました」とのこと。

赤煉瓦の煙突 2階から見下ろした大木は樹齢300年と言われるイヌマキ。奥に見える建物は静岡市出身の版画家「海野光弘版画記念館」ですが、ここには蔵があったとのこと。

 旧桜井廷に残された古い煙突は、石綿セメントではなくて赤煉瓦製でした。

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