2020年02月11日

磐田・歴史の道を歩く⑦―磐田文庫

磐田文庫 学制発布により開校された旧見付学校ですが、その資金のほとんどは国からの補助ではなく民間調達。旧見付学校が建築された地は、淡海国玉神社の神官であった大久保忠尚が私塾を開いて国学を教えていた場所。そこには、元治元年(1864)に創建した磐田文庫もありました。

 旧見付学校の開校に当り尽力したのは大久保忠利。淡海国玉神社の境内地を提供し、そこに新校舎が建築されました。

 校舎の落成は、明治8年(1875)。そして、同12年(1879)に隣接の磐田文庫の建物と蔵書の全てを見付学校に寄贈しています。

旧見付学校 磐田文庫とは、今で言う私設図書館。国の近代化には教育が必要だといち早く気づいた先人たちのおかげで、私たちの現在があることを知らなくてはなりません。

 磐田文庫は2階建ての土蔵。旧見付学校を訪れた時には、校舎の裏手にある磐田文庫にもお立ち寄りください。知れば知るほど、「もっと知りたい」が湧き上がって来ます。

 ・・・という感じで、「磐田・歴史の道を歩く」を終了します。次は、どこに行こうかな?



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