2020年01月16日

東海道・木原を歩く①―木原松橋

松橋 東海道を東から西へと向かい、袋井宿から見付宿へと差し掛かる辺りが木原と呼ばれる地。県道413号磐田袋井線(旧国道1号)で松橋を渡り、進路を右側(北側)に取ると、そこが旧東海道。袋井市で建てた「木原松橋」の標柱が「袋井宿 宿境まで十三町」「見付宿 宿境まで一里六町」と教えてくれます。

「蔦屋版東海道」を使った解説看板 歌川廣重画の「蔦屋版東海道」を使った解説看板には「松の枝に吊るした茶釜で湯を沸かす出茶屋の女主人、キセルをくゆらし、しょざいなく高札を見入る駕籠かき、床几に腰掛け、茶をすする職人風の二人づれ、馬子はいないが、荷物と女を乗せた馬は軽尻であろうか。街道は遠くの村々へと続き、夕日にはえる山並みとともに、袋井市域のおだやかな夕暮れを思わせます。」「軽尻」とは旅人を乗せる駄賃馬のことです。

旧東海道 元亀3年(1572)、袋井市鷲巣にある久野城を攻めた武田信玄が木原に陣を張り、浜松城の徳川家康の偵察隊と一戦を交えた、いわゆる「木原畷(なわて)の戦い」の戦場となったのがこの地。好天に恵まれた1月11日、木原松橋から許禰(こね)神社までを歩きました。



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