2019年11月30日
藤次郎翁の業績を辿り、北遠ドライブ②―赤レンガの遺構
王子製紙は渋沢栄一が創立した日本で最初の製紙会社で、1875年(明治8年)に東京府下王子村(現在の東京都北区)で開業。気田工場は、日本初の木材パルプ工場として1889年(明治22年)に操業しました。最盛期には300人以上の従業員がいましたが、原料となる周辺の原材木が不足し、気田工場は1923年(大正12年)に閉鎖。現在は、当時製品倉庫として使われていたれんが造りの建物が春野中学校の敷地内に残り、県指定有形文化財となっています。(昭和52年3月18日指定)※原則として学校の開校日に公開