2018年12月05日
袋井・油山寺の紅葉⑤―十湖翁句碑と紅白の実
遠州の生んだ俳人松島十湖先生は、教育者政治家として数々の功績を残されましたが、晩年は俳諧の道に入りその門人は全国に二万人を超えました。
一生報徳の精神を普及され、その徳望は深く郷土の人々に慕われています。
次の句は翁がこのところでよまれたものです。
行く秋も 只にこやかな 仏かな
「行く秋も 只にこやかな 仏かな」とは、まさに赤く色づいた紅葉が1枚、また1枚と散っていく季節を詠んだ句。寂寥感を感じながらも微笑みを忘れない仏とは、油山寺の本尊、薬師如来のことでしょうか?
平成最後の正月を前にした油山寺で見かけた赤い実と白い実。沢沿いの斜面を縁起の好い紅白で飾っているのは、センリョウとイズセンリョウの実です。
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