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2018年07月28日

「福田の夜店市」のにぎわい⑦―タイルが貼られた秋葉山常夜燈

タイルが貼られた秋葉山常夜燈 ここからは、「福田の夜店市」のおまけ。会場となった商店街には、コンクリート製の秋葉山常夜燈が建てられていました。

 石燈篭や木製の覆い屋「龍燈」ではなく、近代的な門柱にも似たコンクリート製の常夜燈は、磐田地区で見かけることが多い形式です。コンクリートに細かい石を混ぜ、表面が乾かないうちに水洗いして小石を浮き出させた洗い出しの人造石。セメントの味気無さではなく、自然な風合いを求めた手法です。

タイルが貼られた秋葉山常夜燈 柱の正面にはタイルをモザイクのように貼り「秋葉山」の文字が書かれていますが、これも形の決まったタイルではなく、1枚1枚切り出したような形。画一的な規格生産を排除し、あえて手作り感を意識した仕上げです。 

 柱の横には「十、十一、十二 番組」と刻まれていましたので、福田の10番組、11番組、12番組共同で建立したもの。「番組」とは自治会の意味です。

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