› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 浦川・玄馬稲荷を訪ねる⑤―磐座のような旧社殿跡

2018年02月20日

浦川・玄馬稲荷を訪ねる⑤―磐座のような旧社殿跡

磐座のような旧社殿跡 足場の悪い道を登り、旧社殿跡の平場に立ちました。旧社殿跡とは言え、ここに建てられていた玄馬(げんま)稲荷も、相川対岸の地からの遷座だったようです。

稲荷宝珠を刻んだ燈籠の火袋 しかし、巨大な屏風のようにそそり立つ岩は神の依代となる磐座(いわくら)そのもの。その屏風岩を背にした平場は、南に対岸の出馬(いずんま)集落を見下ろす適地であることから、旧社殿が建てられる以前から何らかの神が祀られていたような気もします。

「浄水」鉢 荒れた社殿跡には社殿の残骸と思われる石積みが残り、角材やトタン板が杉落ち葉に埋もれています。稲荷宝珠を刻んだ燈籠の火袋や「明治癸○歳己四月吉日」の「浄水」鉢も放置されていました。



同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
浦川・玄馬稲荷を訪ねる⑤―磐座のような旧社殿跡
    コメント(0)