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2018年01月28日

東海道岡部宿「柏屋」を訪ねる⑤―檜の目立つ座敷と面皮板の長押

座敷 岡部宿の本陣があったのは、「柏屋」のすぐそば。本陣に泊まり切れない家来の武士たちが「柏屋」を利用したのは当然のこと。そんな武士を泊める床の間付きの上段の間には、町民を泊める部屋では見られないヒノキが目立ちます。

面皮板の長押 そして、窓側の長押には、掛川の「松ヶ岡」旧山崎家住宅で見たのとよく似た面皮板が使われています。「松ヶ岡」の長押は杉だと思いましたが、「柏屋」では細くて真っ直ぐに長く伸びたヒノキの、樹皮を剥いただけの半割り丸太です。

 座敷の外側の廊下は、少し外側へと傾斜していましたので、改修以前は濡れ縁だったのかも知れません。



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