› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 東海道岡部宿「柏屋」を訪ねる④―移築と欅の大黒柱

2018年01月27日

東海道岡部宿「柏屋」を訪ねる④―移築と欅の大黒柱

土間の奥にある井戸 天保6年(1835)に棟上げされたという現在の岡部宿「柏屋」は、県道81号(旧国道1号・元は旧東海道)の拡幅の時、建物を奥にずらしたそうです。

 その証拠とも言えるのが、三和土(たたき)土間の奥にある井戸。井戸はもちろん建物の外にあったのですが、1間以上ずらされたため、内に入ってしまったということです。

大黒柱 弥次さん喜多さんが話を弾ませている奥には、約1尺角の欅の柱がありました。

 これは、一見大黒柱のように見えますが、2階までの通し柱にはなっていませんので、棟持柱の役目を果たしてはいません。家格の象徴の意味では大黒柱なのですが、家を支えるという意味では大黒柱とは言えないかも知れません。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
東海道岡部宿「柏屋」を訪ねる④―移築と欅の大黒柱
    コメント(0)