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2017年07月08日

小國神社・本宮山の自然③―イトゴケ

イトゴケ 小國神社の境内地横には宮川が流れています。そのため、辺りの湿気がかなり高くなっているようです。

 カエデの枝から糸屑のようなものが垂れ下がっています。地衣類のサルオガセでしょうか?近づいて確認してみるとサルオガセではなく、どうやらコケ植物ハイヒモゴケ科のイトゴケ(糸苔)のようです。

イトゴケ 何とも地味な植物に目が止まってしまいましたが、イトゴケが生育する環境には空中湿度が欠かせません。まさに、宮川添いの道はイトゴケの生育環境にはぴったり。

 今まで気にすることもなかったイトゴケですが、調べてみれば9府県で「絶滅危惧種」、お隣の愛知・神奈川両県では「絶滅危惧I類」。生育にふさわしい環境が失われているのかも知れません。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:20│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
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