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2017年07月14日

小國神社・本宮山の自然⑨―小國一宮大境三ツ石

小國一宮大境三ツ石 途中で見かけた標柱には「町指定文化財 小國一宮大境三ツ石」と書かれています。

 平成29年6月号の「広報もりまち」によれば・・・。

小國一宮大境三ツ石(有形民俗)

平成29年6月号の「広報もりまち」 三ツ石は、荘園境を示す牓示(ぼうじ)石とされ、磐田市と森町にまたがる本宮山(511m)から尾根伝いの道を南西に1kmほど下った火切道(ひきりみち)上に所在します。本宮山は小國神社の奥宮で、同神社誌によると平安時代末期、山の麓の村人が三つの石を埋め大境にしたことが小國神社の絵図に記されています。

 遠州地域には、浅羽荘や池田荘などいくつかの荘園がありましたが、牓示石が現存するところは他になく、全国的に見ても貴重な遺構です。

 さらに、小國神社の伝承では、古くはこの三ツ石の上で亀卜(きぼく)がなされ、遠州一円の豊作や飢饉、天災の有無などを占ったといいます。


 文化財に指定されたのは、今年(2017)の3月27日。同じ森町の天宮神社の力石も傍示石だったとする説があるようです。




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