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2022年02月04日

旧磐田郡豊岡村万瀬を歩く③―「砂岩泥岩互層」

板状の節理 私が歩いた道は万瀬に暮らす人たちにとっては欠かせない生活の道。おそらく、かつての山道は車が走れる道として切り開かれたものと思われます。道路脇に露頭している地層を見ると、明らかに傾斜し、万瀬が褶曲によって形成された山地であることが分かります。

地質図 さらに縞模様となった地層を見てみると、これは砂岩と泥岩とが層を造ったもののよう。帰宅後に地質図で確認してみると、万瀬のエリアは「Mi 砂岩泥岩互層、泥岩及び砂岩」とされ、まさに、私が見た露頭そのものです。

板状の節理 この地層が虫生や大平まで広がっていれば、板状の節理の隙間を通り、鉱泉や冷泉が湧き上がっていたことにも納得が行きます。



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